スタッフブログ

ChatGPTをデザイナーが使うには?DALL・EやCanvaは?

ChatGPTは、テキストベースの対話を通じて幅広い質問に答えたり、アイデアを提供したりするAIです。デザイナーとしてこのツールを使いこなすことで、クリエイティブなプロセスが劇的に変わるかもしれません。ここでは、ChatGPTを活用してデザインをする方法や、デザイナーとしてChatGPTを最大限に活用するコツを初心者に向けて紹介します。

アイデアづくりに使う

ブレインストーミング

ChatGPTにデザインのアイデアやインスピレーションを求めることができます。「ロゴデザインのアイデア」や「ウェブサイトのレイアウト案」といった具体的なリクエストをすると、さまざまな提案を得られます。

トレンドの把握

「2024年のデザイントレンド」といった質問をすることで、最新のデザイントレンドについての情報を収集することができます。(但しChatGPTの学習期間までのトレンドです)

デザインスキルの向上に使う

学習方法をChatGPTに尋ねる

ChatGPTに特定のデザインスキルやソフトウェアの学習資料を尋ねることができます。「Photoshopの基本的な使い方」や「UIデザインの基礎」など、学びたい内容を具体的に伝えましょう。

課題の作成

特定のスキルを練習するための課題をChatGPTに作成してもらうこともできます。例えば、「ユーザーインターフェースのデザイン課題」をリクエストしてみましょう。

フィードバックと改善に使う

デザインのフィードバック

ChatGPTにデザインの概要を説明し、意見や改善点を求めることができます。AIは具体的なアドバイスを提供できるかもしれませんが、専門的なフィードバックはできない可能性があるので、GPTのみに頼らずに人間のデザイナーの意見も参考にしましょう。

プロジェクト管理に使う

タスクの整理

ChatGPTを使ってプロジェクトのタスクリストを作成し、優先順位をつけることができます。「ロゴデザインプロジェクトのタスクリスト」といったリクエストをしてみましょう。

時間管理

「プロジェクトのスケジュール管理方法」など、時間管理に関するアドバイスをChatGPTに求めることができます。

コミュニケーションツールとして活用する

コミュニケーション

プロジェクトチームやクライアントとのコミュニケーション方法についてChatGPTにアドバイスを求めることができます。「クライアントにデザイン案を効果的に提示する方法」などを尋ねてみましょう。

アイデアの共有

ChatGPTを使って、チームメンバーとアイデアを共有したり、プロジェクトに関するフィードバックを収集したりする方法について学ぶことができます。たとえば、「チームでのアイデア共有の効果的な方法」や「フィードバックの構造化の仕方」について質問することが可能です。

クリエイティブなアイデアのインプットに利用する

アートとデザインの歴史

ChatGPTにアートやデザインの歴史について学ぶことができます。特定のデザイン運動やアーティストに関する質問をすることで、作品に深みを加えることができます。

異文化のデザイン理解

世界中の異なる文化からデザインのインスピレーションを得るために、ChatGPTを利用することができます。「日本の伝統的なデザイン要素」といった具体的なリクエストをしてみましょう。

技術的な問題解決に利用する

デザインツールの使い方

特定のデザインツールやソフトウェアに関する質問をChatGPTに投げかけることで、技術的な問題を解決する手助けを得ることができます。

コーディングのアドバイス

ウェブデザインやアプリデザインを行う際に必要なHTML、CSS、JavaScriptに関する基本的な質問から複雑なコーディングの問題まで、ChatGPTにアドバイスを求めることが可能です。また、ChatGPTに部分的にコードを書いてもらうこともできるので活用してもいいかもしれません。

ポートフォリオの構築に利用する

ポートフォリオのアドバイス

自分のデザイン作品を展示するポートフォリオの作り方について、ChatGPTにアドバイスを求めることができます。どのような作品を選ぶべきか、どのようにして自分をアピールするかなど、有益なヒントを得ることができます。

レビューとフィードバックの収集

ChatGPTを使って、ポートフォリオの原案をレビューしてもらい、改善点についてのアイデアを得ることも可能です。

ChatGPT×Canvaの使い方

ChatGPTとCanvaの組み合わせを利用することもできます。ChatGPTがアイデアやコンセプトを提供し、Canvaでデザインをします。

アイデアづくり

ChatGPTを使用して、デザインのアイデアやコンセプトを得ます。例えば、「ビジネスカードのデザインアイデア」や「SNS用のインフォグラフィックのアイデア」など、特定のプロジェクトに合わせたアイデアをリクエストします。

Canvaでの実装

Canvaは、ドラッグ&ドロップのインターフェースを備えたオンラインデザインツールで、プロフェッショナルなデザインを簡単に作成できます。ChatGPTから得たアイデアを基に、Canvaのテンプレートを使ってデザインを開始します。

デザインのカスタマイズ

Canvaでは、テキストの追加、フォントの変更、色の調整など、デザインの各要素を細かくカスタマイズできます。ChatGPTで提案されたコンセプトやスタイルを反映させましょう。

フィードバックの活用

ChatGPTにデザインのフィードバックを求めることができます。ただし、具体的なビジュアルに関するアドバイスは限定的かもしれませんので、Canva内で他のユーザーやコミュニティからフィードバックを得ることも検討しましょう。

DALL・Eの使い方

DALL・Eは、テキストの説明から画像を生成するAIモデルでChatGPTの管理画面内で使えるツールです。クリエイティブなプロジェクトやアイデアの視覚化に役立ちます。

詳細な説明の作成

DALL・Eに理想の画像を生成させるためには、できるだけ詳細な説明を用意することが重要です。色、スタイル、オブジェクトの位置など、画像に含めたい要素を明確に述べます。

バリエーションの生成

DALL・Eは一度に複数の画像バリエーションを生成することができます。異なるアイデアやコンセプトを作るために、複数の説明やキーワードで実験してみましょう。

画像の調整と選択

生成された画像の中から、プロジェクトに最適なものを選択します。DALL・Eで完璧な画像が得られない場合でも、アイデアとして利用することができます。

DALL・Eとても便利なAIツールですが、学習元が明らかになっていないので、生成された画像が著作権に触れていないか自分でチェックする必要があります。

ChatGPTをデザイナーが使うには?まとめ

まとめChatGPTは、デザインのあらゆる段階で役立つツールです。アイデアの発想からポートフォリオの構築まで、ChatGPTはデザイナーがスキルを磨き、プロジェクトを成功に導くためのサポートツールになります。重要なのは、ChatGPTが提供する情報やアドバイスを自分の知識や経験と組み合わせて活用することです。

また、DALL・Eで生成された画像は、Canvaでのデザイン、プレゼンテーション、ウェブサイトのビジュアルなど、様々な用途に活用することができます。

ChatGPT、DALL・EなどのAIツールと人間のデザイン能力を掛け合わせることでより効率的にデザイン作業をすることができるようになるでしょう。

AIの導入に躊躇されている企業様は、まずは1つのツールだけでも利用してみてはいかがでしょうか?EC×ChatGPTをはじめとしたAI企画から導入・運用まで、経験豊富な弊社プロ人材が手厚くサポートいたします。

AI企画&導入事例

AIを活用したい企業様はこちら

関連記事