穴原 和直(28)
2016年にフリーランスのエンジニアとしてプレスマンのプロジェクトに参画。WordPressでの開発の可能性と「IT×人力で世界を変える」というミッションに共感し、2017年にCTOとして入社。
プレスマンのCTOはどんなことをやっているのか?
ーー 穴原さん、本日はよろしくお願いします。簡単に自己紹介をお願いします。
プレスマンでCTOを務めている穴原和直、CTOになったのは26歳の時で今は28歳です。
ーー 早速ですが、CTOって普段どんなことをやっているんですか?
それ、よく聞かれるんです。(笑)
ざっくり言うと、WordPressを基盤に様々なシステムの開発を行っています。技術方針の決定から技術のお悩み相談まで何でもやっています。
あと、WordPressだけしかやっていない訳ではなくて、基盤にAWSを使い、落ちにくい強固なインフラ構成を作っています。
その中では、PHPだけでなくPythonやNode.jsを書いたりするので、WordPressの技術にロックされず様々な言語を触ったりしています。
他には基盤のWPを生かした開発だけでなく、プラグインの公開や既存のプラグインに対してコントリビュートするような活動も行っています。
あとは社内ハッカソンの企画や運営、参加者のサポートなんかもやっています。
ーー WordPressの言語がPHPとJavaScriptなので、てっきりそれに限定されていると思ってましたが、違うんですね!
そうですね、基本はPHPとJavaScriptですが、さっき言ったように様々な言語に触れることがあります。ちなみに僕はプレスマンに入るまでは、WordPressを使っていませんでした。(笑)その話は、おいおい。
26歳でプレスマン初のCTOに就任!その時の心境は?
ーー ちなみに穴原さんは26歳でプレスマン初となるCTOに就任していますが、その時はどういう心境でしたか?
26歳の自分がCTOになるということは、プレスマンで働く魅力を伝えることにもなるなと身が引き締まりましたね。
ーー どういうことですか?
年齢や勤続年数に関係なしに、実力を認められ役職をもらえるってことは、新入社員にとっても大きなチャンスであり魅力だと思うんです。
僕がロールモデルになることで、スピーディーに成長したいと思う仲間がたくさん来てもらいたいと思いました。
入社前に感じたプレスマンの魅力って?
ーー フリーから正社員になるということは働き方も、心持ちも大きく変わると思うんですが、プレスマンを選んだ理由や、魅力ってなんだったんですか?
一番の魅力は、変化をしていこうとする会社であったことです。
新しいチャレンジをするときにリスクがあったり、不安要素があっても、決め切るところが強さであり魅力だと思っています。
例えば新しい制度を導入するか検討していたとしても、基本的にはチャレンジ精神で導入しています。うまくいかなかったら、やめる。
当たり前かもしれませんが、人間ってどうしてもその時になると「無駄になってしまうからもったいない」「最初からやらなきゃよかったのに」って思いがちなんですが、長い目で見るとその失敗の経験も財産だし、そういったものの土台から生まれるものがあると思っています。
あとは、日々チャレンジし、変化し続けている会社ですね。
コロナ禍においても、リモートがスムーズに機能したのは、以前からDXに取り組んでいたプレスマンの積み重ねだと思っています。
未来志向で新しいものを、日々どんどん取り組んでいける環境は強みのひとつだと思っています。
ーー 一緒に働くメンバーはどんなタイプの人が多いですか?
プレスマンでは、社員もSESも、誘うと乗ってくる人が多いなって思います。学びに対するノリが良いっていうんですかね。
「こんな面白い技術があるよ!」と呼びかけたり、WordPressの祭典「WordCamp」を紹介したりすると積極的に参加する人が多いですね。
好奇心が強く、学びに対して積極的な人が多いです。
ーー プレスマンのエンジニアにはどんな人が向いていると思いますか?
そうですね、CTO目線で見ると「自発的に動ける人」と働きたいです。
具体的に言うと、言われたことしかやらない人じゃなくて、自分から成長を取りに行ける人ですね。
CTOから見たWP10の魅力ってなに?
ーー WordPressを使って従来の開発より10倍速のスピードできる開発手法「WP10」ですが。穴原さんから見たWP10の魅力ってなんですか?
実は僕がプレスマンに入った時はまだWordPressを担いで開発を行うという話はあまり出ていなくて、技術のひとつとしてWordPressを使っているという感じでした。
自分がCTOになったタイミングで「WP10」生まれたので、それまではWordPress1本という縛りはしてなかったんです。
ーー 1本にしよう!となったのは、穴原さんが旗を振ったからですか?
自分一人じゃなく、コアメンバーで決めました。
WP10の由来は従来の開発よりも10倍早い開発という意味があるんですが、「10倍速」と言ったのは自分です。
ちなみに、この「10倍速」というのはシステムの動作を指すのではなく、開発自体のスピードアップを指しています。
ーー 「10倍速」とした背景には、何かWordPressの課題みたいなものがあったんですか?
いや、WordPressに課題があったからでなく、今までプレスマンがやってきた業務を振り返った時に別のフレームワーク、例えばLaravelやRuby on Railsなどで開発するよりも10倍くらい早くできているなという感覚があったので「10倍速」となりました。
ーー ちなみに、WordPressの開発ってメジャーじゃないと思うんですが、それを担いで行く時の心意気ってどんな感じだったんですか?
そうですね、特殊性みたいなところが面白さを感じたポイントですかね。
受託って普通に他のフレームワークで作ってしまうと、他の会社との差別化は難しい。差別化するとしても、エンジニア一人一人の技術力によるものでしか測れなかったりするんです。
そこでWordPressの開発という特異性を持つことによって、ひとつの強みになると感じていました。
ーー そういった意味では、WordPressではない開発の場合は、一人一人のマンパワーがモノを言うんですかね?
フレームワークじゃない場合、結局どんなことをやるにもコードを書かなければならない。なので、早い人がやればWP10くらい早くなるが、スピードは人それぞれだし、エンジニアの数にも限りがあるのが現実。
CTOはどんな学生時代を送ってきたのか?
ーー 続いて、穴原さんはどういった学生時代を過ごしていたか教えてもらってもいいですか?
大学3年生まではごくごく普通の大学生でした。子供の頃から卓球をやっており、大学でも部活に入り週6卓球に励んでいました。
意識や行動が変わったのが就活を意識した大学3年生の冬かな。
自分の将来なりたいものを考えた時に、ざっくり「インターネット関係の仕事に就きたい」と思ったんです。理由としては、単純にインターネットが好きだったり面白そうだったからです。
ーー じゃあ、その時からエンジニア一本で就活していたんですか?
いえ、あくまでインターネット関係の仕事というくくりだったので、営業やデザイナーなども受けていました。
その当時、自己啓発本を読んでいて、かなり意識が高い時期だったので、積極的に行動していました。知識はないけど、なんでもやります!みたいな。(笑)
結果は、当たり前ですけど、全然受からなかったんですよね。(笑)
ーー その状況を打破するために何かしたんですか?
一旦、就活は全てストップして、とにかく自己分析を徹底敵に行いました。
自分が何が得意か、何をしたいか、徹底的に自分を見つめ直し、そこで出した結論が、自分はエンジニアに向いている!ということでした。
過去の自分を振り返ると、PCが好きだったり、部活のホームページの管理や更新を行う中でHTMLでものを作るのが楽しかったんです。なので、プログラムを触るってことに全く抵抗がなかったんです。
ーー やりたかったことが具体的にわかったんですね。そのあとは何をしたんですか?
そこからは、すぐ行動に移しました。
自分より1個上で目立っている新卒1年目のエンジニアを検索したり、採用ブログを読み漁る中で、学生インターンでエンジニアのスキルを学べることを知りました。
そこでお世話になったのが、インターンでお世話になったSESの会社なんです。
ちょっと強引にまとめると、自分が何をしたいか悩んでいる学生のみなさんは、「自己分析」それが合っているか「行動や体験を通して確認する」。
ーー なるほど。そこでモチベーションが下がったら自己啓発本を読んでやる気を出すんですね!(笑)
いや、真面目な話、アクションしてモチベーションが下がるのであれば、それは合ってないんだと思います。
自分がプログラミングを始めたばかりの頃は、楽しくてしょうがなくて、もう無敵でしたもん。集中して自分の世界に入れるくらい好きであるのは適正がある証拠だと思います。
僕自身、今でもそういった瞬間はよくありますよ。
CTO穴原さんの夢は?
ーー 夢中になれる瞬間、素敵ですね。続いて、CTOとしての夢や目標を教えてください。
CTOとしての目標は、もっとミッションに共感した正社員を増やして、もっと色んなことを色んな人に任せて、よりスピーディーな組織にしていきたいと思っています。
最後にエンジニアを目指すみなさんへ一言
ーー 最後にエンジニアを目指す学生のみなさんへ一言お願いします。
就活に迷ったら、「自分が楽しく仕事をやりたいものに対し、無給だとしてもやりたいと思えるか?」
そういう風に考えると、自分が本当にやりたいものがシンプルに見えてくるかと思います。
また、一緒に働くエンジニアは入社5年以内の若手メンバーがほとんど。組織づくりを含め、一緒に働きやすい創って行きたい人は、ぜひ気軽に話しを聞きに来てください。
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